介護と住まい Vol.2
「介護しやすい住まいづくりのネットワーク」


prologue  仮称・多摩住まいづくりの会について


 来るべき高齢化社会に向けて、私達にはいったい何が出来るのだろうか。そんなことを一人の建築家として、最近考え始めました。そこで、友人の医師大塚龍彦氏に相談したところ、一冊の本を紹介されました。「高齢者にやさしい住宅増改築・実例集」という本です。驚いたことに、その中には以前建築士会の会報の中で紹介されて、私自身非常に興味があった「町田住まいの会」の作品が数多く掲載してありました。単なるバリアフリーの改築ではなく、専門スタッフと共に行った、介護する方、される方の気持ちを考えた住まいの実例です。

私はすぐさま、あ・これだ!と、思いました。

 現実の問題として、その家族の方だ不安に思うのは、
1)今の住まいを介護しやすくするにはどうしたらよいだろうか?
2)専門家に相談したいが、どこにいるのだろうか?
3)設計や工事には、どれくらいの費用が掛かるのだろうか?
4)それに対して、助成制度はどんなのがあるのだろうか?
5)介護の専門家に色教えてもらいたいが、どこにいるのか?
などなど、解らないことはたくさんあると思います。

 特に、地元の多摩市は、ニュータウンのような団地群と一般の分譲地で構成されていて、住まいのあり方やその構成が違い、とても単純なリフォームではすまないと思います。新たに立て替えたり、その機能を持った住まいを購入すれば問題は解決しそうですが、社会状況から考えて、それはかなり無理があると思います。
やはり、今住んでいる家を介護しやすくしなければいけません。それにはやはり、専門家で構成したネットワークを設立し、対応していかなければいけないと考えます。ただ、今は私と一部賛同頂いている仲間と考えていることです。従ってしっかりと機能させるには、やはり多くの皆さんに賛同頂いて、仲間になって頂きたいと、節に願います。

 そこで、以下の方々に賛同頂きたいと思います。
1)建築関係・・・設計事務所、工務店、設備業者の方
2)医師の方、作業療法士の方、理学療法士の方、
3)介護業者の方
4)行政関係の方・・・等々

 このページで興味がある方あるいは、ご意見のある方はメール頂けますか!また、もしもうこのようなネットワークがあれば、参加したいです。別に、多摩市の方に限りません。近隣の方でも応援頂ける方は歓迎です。まずは、話しませんか!・・・・・・
 それとは別に、今現実の問題として悩んでいる方、この問題は待ったなしですので、相談はいつでお受けしています。メールあるいはお電話下さい。
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