公庫のお話 Vol.4
基準金利住宅

「基準金利適用住宅」とは、床面積が175平方メートル以下の住宅で、一定の技術的基準「耐久性タイプ」「バリアフリータイプ」「省エネルギータイプ」に適合するものを言います。
金利は、
・適用住宅で 2.75%(4.0%)
・ 上記以外で 2.85%(4.0%)( )内は、11年目以降の金利
・ 床面積175〜280平方メートル以下は 3.35% (4.0%) 
以上となります。では具体的に説明しましょう。

(1) バリアフリータイプ
専用部分の基準・段差の解消
  1. 高齢者等の寝室のある階の全ての居室(出入り口を含み、食事室が他の階にある場合はこれを含む。)
  2. 便所(2以上ある場合は、高齢者が主として使用するものとすることができる。)
  3. 洗面所(2以上ある場合は、高齢者が主として使用するものとすることができる。)
  4. 脱衣所(2以上ある場合は、高齢者が主として使用するものとすることができる。)
  5. 玄関(土間の部分を除く。)
* 高齢者等の基本的な日常生活における移動経路上にない居室等又は、居室等の部分の床とその他の部分の床との間は、9cm以上の段差を設ける事が出来ます。

では次回は、「通路の確保」等についてお話します。
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