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E♭管(左)
B♭管(右)

アルト・クラリネット

バス・クラリネット

コントラバス・
クラリネット
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クラリネットの仲間 |
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クラリネットには30cmほどしかない小さなクラリネットから管の長さが2m以上ある大きなクラリネットまで、多くの仲間があります。そのため、クラリネットだけでオーケストラのようなアンサンブルを行うことも出来ます。

クラリネットオーケストラ
かつては全ての調のクラリネットが作られていたそうですが、主に音色の悪さなどから、現在ではほとんど使われなくなった調のクラリネットや、ごくまれにしか使われない楽器もあります。
小さい順に説明すると、A♭管(ピッコロ・クラリネット)の極小のクラリネットはクラリネット・アンサンブルなどでまれに使用されます。
高音域を担当する比較的小さな「エス・クラリネット」E♭管は、オーケストラや吹奏楽で活躍します。
一般的に広く使用されている「クラリネット」はB♭管のクラリネットです。
また、B♭管より半音低いA管のクラリネットは、オーケストラや室内楽、ソロなどで使われます。
楽器の大きさがアルト・クラリネット以上になると、バレルのかわりに金属で作られた、曲ったネックとベルが取り付けられ、首から下げるためのストラップを使用したり、エンドピンを取り付けて地面で楽器を支えます。(この大きさからはもはや通常のまっすぐなクラリネットの形ではありません。)
アンサンブルで使われる「アルト・クラリネット」E♭管、「バセット・ホルン」F管(ホルンと名前が付いていてもクラリネットの仲間です)、オーケストラや吹奏楽で低音域担当で使われる比較的大きな「バス・クラリネット」B♭管、クラリネット・アンサンブルなどでベース担当として使用される、大きな「コントラ・アルト・クラリネット」E♭管、特大の「コントラバス・クラリネット」B♭管、などの様々なクラリネットがあります。 |
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