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 バスドラム
 ビター
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バスドラム |
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一言で言えば『大太鼓』です。通常大太鼓は、専用のスタンドに乗せて先端にフカフカの毛玉の付いたスティックを右手に持ち叩くのですが、ドラム・セットの大太鼓はまるで違います。通常の大太鼓としては小型から中型(18インチから26インチ)の専用の大太鼓を直接地面に置き、フット・ペダルを使い右足(以降全て右利きの人とします)で踏んで演奏します。
当然スティックでは叩かず、ペダルとスプリング により連動するビターと言う硬い毛玉で音を鳴らします。ペダルの踏み方もさまざまで、カカトをペダルにつけた状態で演奏する『ヒール奏法』やカカトを上げて足全体で踏み込む『アップ・ヒール奏法』さらに、ヒール奏法とアップ・ヒール奏法を合わせた『ダウン・アップ奏法』などがあります。
音楽のジャンルやビートの種類(拍子やリズムの種類)によって、自然に踏み変えができるのがベストなのですが、見た目より大変難しく熟練するためには先生に習う必要があります。また、自己流で過ったクセがついてしまうとなかなかとれません。『努力しても基本的なリズムが叩けない』などの壁に阻まれている場合は大抵ここに原因があります。
ペダル・テクニックはドラムの一番の特徴であり演奏する上でとても重要です。バスドラムの中に毛布が入っているのをよく見かけますが、あれはミュートと言って表と裏のヘッド(皮)の残響を無くすために入れているのです。 |
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