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コカリナの歴史 |
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コカリナは、もともと東ヨーロッパのハンガリーの民族楽器です。ハンガリー民族音楽を演奏する笛としてハンガリーの露天などで売られていましたが、音程や音質において現代の楽器としては不十分なものでした。
しかし、フォーク・シンガーである日本人の黒坂黒太郎さんが1996年にハンガリーを訪れ、ハンガリーの職人さんと日本の木工職人さんとの研究開発の結果、優れた楽器として完成させました。
1999年冬期長野オリンピックが開催された時に、オリンピック道路建設のために伐採された木からコカリナを制作して地元の子供達に贈ったことがきっかけとなり、広く世間に知られることとなりました。
また、広島県で保管されていた被爆樹で製作されたコカリナも存在します。
小さな子供からお年寄りまで、気軽に楽しむことのできる楽器です。その木の優しい音色が、自然環境を守るシンボルとしても大きな注目を浴びています。 |
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