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リュートの歴史 |
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起源は中近東で祖先は中世のアラビアで愛用されていた「アル・ウード」と言った楽器です。
当時のアラビアの商人がヨーロッパにこれらの楽器を持ち込んだことから独自に進化を遂げ、現在のリュートになったと言われています。
16〜17世紀(ルネサンス初期〜バロック期)を中心にヨーロッパ全土で愛用され「楽器の王」とも呼ばれていました。その人気ぶりは、当時の詩人たちを初め、マルチン・ルター、ヘンリー8世、エリザベス女王1世、ルイ13世、なども一生懸命リュートを習っていた程でした。
現在は、クラシック・ギターや鍵盤楽器に王座を奪われてしまいましたが、古典楽器として現存しています。
ストレスが多い現代社会に於いて、音量が小さいながらも温かく心癒される音色が密かなブームを呼び、日本でも楽器が制作されていますし、コンサートを開ける優秀な演奏家も存在しています。 |
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