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 3つに分解したオーボエ
 オーボエ<上>と クラリネット<下>
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オーボエの仕組み |
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材質はクラリネットと同じグラナディラと言う表の皮以外は黒色をした不思議な木で作られています。楽器の長さは約70cmでその形状は写真のように、上部より下へ少しずつ太くなる円錐型(えんすいけい)をしています。本体は上部管・下部管・ベルの3部分に分解できます。
発音原理としては、ダブル・リード(2枚のリード)を唇にはさんで空気を吹き込み発音された振動を指やキーを使い楽器本体の複数の穴を開閉することで音程を生み出し演奏します。オーボエは移調楽器では無い(C管)のでド(C)の音を吹くとピアノの鍵盤と同じド(C)の音が鳴ります。
オーケストラの音合わせ(チューニング)の時はラ(A)の音を吹き、この音を基準に他の楽器が音程を調整して調和のとれたオーケストラの響きを生み出しているのです。つまり、オーケストラでは音叉(おんさ)の役割もはたしているのです。 |
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