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 ハンマー
 鋼鉄製の弦
 鍵盤
 響板とフレーム
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ピアノの仕組み |
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ピアノという楽器は知っていても、それがどうして音が出るのかを知っている人は案外少ないのではないでしょうか?ピアノは「弦楽器」(ヴァイオリンやギターなど弦が張ってある楽器)と「打楽器」(文字どうり打ったり、叩いたりして音を出す楽器。太鼓、シンバル、木琴等)の仲間の楽器の両方にあてはまる「打弦楽器」であると言われています。
張ってある鋼鉄製の弦をフェルトの巻いてあるハンマーで叩いて音を出すためです。
更に、鍵盤があるため「鍵盤楽器」(オルガンやピアニカ等)の仲間でもあります。
弦をハンマーで叩くだけで一応音はでるのですが、ピアノ本来の大きな音は鳴りません。ピアノの中には響板という大きな木の板があり、弦の振動がこの板に伝わることで大きな音になるのです。響板はヴァイオリンの木の箱(ボディー)と似たような働きをしているわけです。
また、鋼鉄製の弦を88本も張るのですから、それを支える”枠”(フレーム)がかなり頑丈にできていなければ楽器がつぶれてしまいます。(現在のピアノは約20,000Kgの強さで弦が張られています。)ピアノの中には鉄でできた丈夫な”枠”が入っており、それが弦の張る力を支えています。 |
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