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サンプラーって何? |
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<注意>電子楽器やコンピュータに弱い方は、ここを飛ばして下記の【サンプラーの特徴】をお読みください。
1秒間に44,100回という驚くべき「レート」(比率)で「サンプリング」(抽出)した音をアナログ信号から「デジタル信号」(0と1の2進法の信号)に変換して、「サンプル」(抽出した音)を「ランダムアクセスメモリー」(RAM・一時的に情報を記憶する装置)内で「エディット」(編集)することができます。
また、エディットしたサンプル(デジタル化された波形)をMIDIコントローラーやMIDI規格対応のキーボートによって、発音し演奏することができます。これらのサンプル情報はフロッピーディスクやハードディスクなどに「セーブ」(記録保存)したり再び「ロード」(読み出し)することができます。デジタル信号のまま音を記録・再生できるので、何度「コピー」(複製)をしても音が劣化することはありません。
サンプリングした音をエディットすることにより「サンプルのチューニング」(抽出した音の音程を合わせる)や「ループ」(音を何度もくり返す)また、「リバース」(逆再生)、「タイムストレッチ」(時間の圧縮・伸張)などの多彩な音作りが可能です。
この他、「モジュレーション」(簡単に言えばビブラートをつける)や「ディレイ」(簡単に言えば山びこのような効果をつける)などの「エフェクト」(効果)も可能です。既製のライブラリーソフトを購入するだけでさまざまなメーカーの複数の「トーンジェネレーター」(音源装置)の音色をサンプラー1台で再現できます。このように、サンプラーは大変便利で画期的な電子楽器なのです。
「×××」といった専門用語がたくさん出てきましたがサンプラーに限らず、現在の電子楽器やパソコンの音楽作成ソフトを扱う上で大変重要な用語なので、興味のある方はこの機会に覚えておきましょう。 |
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