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WEBコンサート vol.1
■WEBコンサートへようこそ!
WEBコンサートでは、ただ単に音楽を聴いて楽しむだけでなく、作曲家が何を伝えたくて作曲するのか、演奏者がどの様にして演奏しているのかを、映像を交えてわかりやすくお伝えします。インターネットならではのこの企画!是非お楽しみ下さい。
■観賞のしかた
下のボタンの中から視聴方法を選択してごらんください。
ブロードバンド環境(動画) NEW!
Windows Media Player
500Kbps
REAL PLAYER
500Kbps
QuickTime
700Kbps
スライドショー
REAL Slideshow
楽曲の演奏とともに演奏風景や作品イメージがスライドで展開します。
REAL AUDIOがインストールされていると、ストーリーミングで再生されますので、すぐに演奏がはじまります。
ISDNか56Kモデム以上を推奨します。33Kモデムでも再生できますが、一部音声が途切れたり、イメージとタイミングが合わない場合があります。
音声のみ
REAL AUDIO
REAL AUDIOで音声のみを再生します。
33Kモデムを使用されている方のために用意しました。
AIFF
<Netscape>
標準のプラグイン、”LiveAudio”で再生できます。
<Internet Explorer>
QuickTime(Version 3以降)のプラグインで再生できます。
REAL AUDIOをインストールしていないけど、とりあえず聞いてみたい方のために用意しました。
REAL Slideshowより、ファイルサイズが大きく再生まで時間がかかります。(2.7MBのファイルをダウンロードします。)
■曲の解説
尾瀬へイメージハンティングに出かける前に作曲家が漠然とイメージした事は、自然の中で心のストレスが癒されていく、というものでした。しかし、実際にイメージハンティングに出かけていったわれわれの目の前に広がったのは、厳しい冬から初夏に向かって生命が今まさに息吹きはじめている湿原でした。
そこで、その自然のありさまに触発され、さらにイメージを広げて曲を完成させました。
曲はプロローグ・第1楽章・第2楽章・第3楽章・第4楽章・エピローグの6つの大変短い楽章で構成されています。自然に対する何かの想いが、心にめざめていただければ幸いです。
●プロローグ
森に響く雪解け水や早朝の冷やかな空気、そして目覚めたばかりの野鳥達のさえずる声を表現しています。
●第1楽章
日の出の柔らかな日ざしと共に次第に目覚めて行く森や湿原を囲む山々の情景を表現しています。
●第2楽章
どこまでも雪に覆われた冷たい湿原で初夏の気配を求めさまよう様子に、現代社会のストレスを抱えながら都会で暮らす人々の不安定な心を重ね合わせています。
●第3楽章
雪原のすき間から先頭を切って息吹きはじめる水芭蕉の可憐(かれん)でみずみずしい姿に、感動と喜びが溢れ出る心情を表現しています。
●第4楽章
午後の抜けるような青空のもと、雪解けにより雄大な湿原の面影が現われて来ると同時に、ストレスを抱えた現代人の心も次第に温もりと優しさを取り戻してゆく様子を表現しています。
●エピローグ
現代人の心を癒しリフレッシュさせてくれた尾瀬の自然に対する感謝の想いを表現しています。
■楽器選択へのこだわり
ピアノ 雪解け水や空気の冷たさと湿原のすがすがしさを表現しています。
チェロ 第2楽章では暗く渋い音色で不安定な心情を表現し、全体では低音で音楽の流れを支えています。
フルート 尾瀬を渡る風や、解き放たれた心情を表現しています。
クラリネット 朝霧のような風景や心暖まる心情を表現しています。
ヴァイオリン イキイキとした音色で水芭蕉のみずみずしさや晴れやかな心情を表現しています。
バードコール
野鳥のさえずりの擬音を音楽の一部として組み込みました。

レインスティック
雪解け水の流れる音のやわらかさをこの南米の民族楽器が表現してくれました。

■プレイヤー&スタッフ・プロフィール
丸山朋子(まるやま ともこ)<Pf・ピアノ>

国立音楽大学卒業。
ピアノを玉置善己、福森湘、吉田文子、グレーテ・ディッヒラーの各氏に師事。
テレビやラジオのコマーシャルソングや教材用CD制作などのレコーディングをはじめ、室内楽アンサンブルのコンサートに参加したり、各種イベントに出演するなど、スタジオ・ライブを問わず活動の幅を広げている。最近の趣味は、映画を観る事。自分が生まれる前の映画を観たり、家でビデオで観る事もしばしば。また、国内、海外を問わず旅行が好きで、この4月にはインドへ旅行。これまで色々旅をしてきたが、こんなに後味の濃い旅ははじめてだったと、色々な想いをめぐらしているところです。
酒井雅の(さかい まさの)<Vla・ヴィオラ/Vn・ ヴァイオリン>

東京芸術大学卒業。
ヴァイオリンを本間美子、霜佐紀子、天満敦子の各氏に、ヴィオラを中塚良昭氏に、室内楽を日高毅、岡山潔、兎束俊之、松下修也の各氏に師事。
幼少の頃、好きだった科目は理科。星や月を見るのが大好きで好奇心の旺盛な少女だったが、夜起きていることができずに挫折。しかし、1等星の名前は今でも言える。高校時代は早弁をして昼休みはバドミントンにあけくれる体育会系の活発な一面もあった。大学時代は管楽器の部屋を渡り歩いてアンサンブルの修行に興じる。高校時代がらクシック音楽にとどまらずバンド活動への参加も積極的に始める。5弦のエレキバイオリンを所持しているのもそのためである。クラシックからポップスまでジャンルを問わずヴィオラとヴァイオリンを弾きこなすマルチプレイヤーである。現在、夢慧(ゆめさと)のサポートとしてコンサート、CD等に参加。東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者として活躍中。
小川泰則(おがわ やすのり)<Vc・チェロ>

国立音楽大学、大学院修了。
チェロを守屋新、小野崎純の各氏に、室内楽を徳永二男、小林道夫の各氏に師事。
NHKの番組『ときめき夢サウンド』の収録に参加。現在は『くにたち楽奏団』、『アルモーコ弦楽四重奏団』の団員として活躍中。
スタジオでは、どんな難解な曲でも指摘された事は一度で完璧に弾いてくれるので、制作スタッフを助ける『エイトマン』のような存在として絶大な信頼を受けている。弦楽4重奏等の編曲の腕前も優れている。普段は無口でちょっと謎めいているが、さわやかな笑顔に女性ファンも多い。
高木景子(たかぎ けいこ)<Cl・クラリネット>

国立音楽大学、桐朋音楽大学研究科修了。
クラリネットを小松孝文、村瀬二郎、浜中浩一、二宮和子の各氏に、室内楽を浅野高瑛氏に師事。
クラシックからポップスまでジャンルを問わずハートフルで人の心をなごませる演奏とキャラクターには定評がある。また、スタジオ録音を始め、室内楽のコンサートやNHKドイツ語講座でおなじみのアコーディオン奏者『ヴォルフガング・ヘルツレ』氏との民俗音楽の演奏まで幅広く活躍している。桐朋音楽大学の出身者が中心に編成されている『ポロニア木管5重奏』の団員としても活動中。
プライベートでは、料理をしたり食べたりする事が大好きなので、家にある体脂肪計付きの体重計に乗るのが不安になる。体重計の数字に驚きダイエットを試みようと思うのだが1度も成功した試しはなく、近頃ではすっかりあきらめている。フルートの佐藤昌子さんに、たくさん練習すると痩せると聞き、残された道はそれしかないと実感している。また、自然も大好きで温泉や山歩きなど仕事の合間に楽しんでいる。WEBコンサートの取材で尾瀬へ動向したのもそのためである。メンバーの中で、今後の取材を一番楽しみにしている。
佐藤昌子(さとう あきこ)<Fl・フルート>

東京芸術大学卒業。
卒業演奏会、デビューリサイタルに出演。フルートを金昌国、小泉剛、野口博司、平岡洋子、吉原博、W.シュルツ、H.G.シュマイザーの各氏に、室内楽を村井祐児氏に師事。
第8回日本フルートコンベンションコンクールアンサンブル部門銀賞受賞。
TADウィンドシンフォニー、トリームクィンテッドのフルート奏者。
幼少の頃から母親にピアノを教わっていたが、ピアノが嫌いで小学校の吹奏楽でフルートをやることでピアノから逃避する。しかし、本当は第1志望が打楽器、第2志望がクラリネットを希望していたが、母親の反対でしかたなしにフルートを手にしたのである。中学校ではバスケットボール部に入りたかったが、これまた母親の反対で吹奏楽部に入る事になる。入ったからにはそのままフルートを続けたかったが、生徒の担当楽器を決めるジャンケン戦争に負けそうだったので、ピッコロをやるということでうまく戦いからのがれたのであった。これが、計算高いといわれるゆえんなのでしょうか……。(動物占いではコアラだからしかたないか!)いずれにせよ母親の反対があったからこそ現在こうして演奏家として活躍できているような気がする。皆さん、お母さんの言う事は素直に聞き入れましょう。
兵井秀和(ひょうい ひでかず)<作曲・編曲>

国立音楽大学、大学院修了。
作曲を木村雅信、丸山和範、溝上日出夫の各氏に師事。
1968年、北海道生まれの魚座。
幼少の頃は大自然の中で仮面ライダーごっこをして遊ぶ傍ら、音楽も大好きで、小学生の時に既にバレエ音楽を作曲したり、難解とされる現代音楽に心酔するちょっと変わった子供だった。成長するにつれ、音楽への志向は難解なものから、シンプルで心をうつものへと変化していったという。上京後に郷里である北海道の自然の美しさを再認識し、自然をこよなく愛する作曲家として曲作りに意欲を燃やしている。北海道陸別町にある『陸別銀河の森天文台』の四季の自然を表現する映像音楽の作曲を手がけた。東京在住であるが、時々激しいホームシックに襲われているらしい…。
清水 勉(しみず つとむ)<音楽プロデューサー・監修>

国立音楽大学卒業。
シンフォニーの音楽制作を総括している。大学卒業後、映像制作会社に勤務し、映像・広告音楽の重要性とビジネスに於ける社会と音楽の関わりを痛感する。退社後、多くの方々の応援をいただきシンフォニーを設立。作曲・編曲は勿論、制作・音響まで監修する自称マルチ人間。テレビ・ラジオのコマーシャルソングを始め、博物館や博覧会、CD-Romソフト等の音楽を多数手掛ける。スタッフや演奏家がベストな状態で能力を発揮できるように、作曲スケッチの段階から修正やアドバイスを行うため、社内に居る時はピアノやコンピュータに向かってよく考え事をしている。納得の行く仕事のためなら睡眠時間も惜しまないタイプである。プライベートでは自然が身近に感じられる露天風呂のある温泉が大好きで、仕事が一段落するたびに”山のいで湯”につかり心の充電をするのを何よりも楽しみにしている。『日本秘湯を守る会』には入っていないけれど、その大ファンである。
■制作日誌
WEBコンサートの制作日誌です。
REAL AUDIOのダウンロードとインストール方法
REAL AUDIOをインストールされてない方のために、ダウンロード方法とインストール方法をご説明します。
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