WEBコンサート vol.1 制作日誌

前編

 5月24日 恐怖!過酷な雪中行軍(後編)


そこには湿原はなく、はるかかなたまで続く雪原でした。
気を取り直して、歩き始めたスタッフ。
有名な木道は全くみえず、足跡をたよりに歩きます。
所々雪が溶けて木道が見えています。
疲れが出始め、休憩用のベンチに倒れ込むスタッフ。
それでも歯を食いしばって前進、前進。
9時過ぎ、すごい雨が降ってきました。
雨は、写真には写りません。
尾瀬ヶ原の中程の龍宮小屋という山小屋に避難しました。
この先前進するか否か協議。
放心状態のため、小屋内部の写真も撮り忘れました。
左の写真は、小屋の中から雨が降りすさぶ外を撮ったもの。
この先、もっと景色のいい所がありそうなのですが、断念して戻ることを大決断。
戻りはじめて小1時間。
なんとどんどん晴れてきました。
雪解けし始めている湿原が太陽のもとに照らし出されます。
しかし、もう一度奥に戻る体力と気力はスタッフにはありませんでした。
所々、水芭蕉が咲いています。
昼食の後、スピーカーでスケッチの音楽を鳴らし、イメージを確認します。
尾瀬の自然の中、作曲の手直しを思いついたスタッフ。
這うようにして帰途につく。
山の鼻から鳩待峠までは上りになるのです。
3時30分頃、鳩待峠に無事帰還。
売店のとうもろこしにかぶりつくスタッフ。

尾瀬へのイメージハンティングは無事終了しました。

どのような写真を撮影したのかは、完成作品をご覧ください。



赤いラインが今回歩いたコース。


次の日誌へ

[ WEBコンサート vol.1 制作日誌メニュー ]